Microsoft Visual C++ 2026

開発環境を整備する

当コーナーでは、「JRA-VAN Data Lab.」サービス対応の競馬ソフトを作成していくための環境設定を解説していきます。
ここでは、「JV-Link」をMicrosoft Visual C++ 2026(以下VC++ 2026と省略)で使用できるように環境設定を行ないます。

【 今回の目標 】

プロジェクトでJV-Linkを使用できるように設定する。

【 やってみよう 】

JV-Linkをコントロールに追加しよう
① Visual Studio 2026 を起動し、「コードなしで続行(W)」リンクをクリックする。

メニューバーの「ファイル(F)」→「新規作成(N)」→「プロジェクト/ソリューション(P)…」を選択します。

② テンプレートで「CLR空のプロジェクト(.NET Framework)」を選択して「次へ(N)」をクリックし、プロジェクト名(J)とソリューション名に適当な名前を入力して「作成(C)」ボタンをクリックする。


メニューバーのプロジェクト(P)-新しい項目の追加(W)を選択して、VisualC++ - UI-Windowsフォームを選択し名前に適当な名前を入力して「追加(A)」ボタンをクリックする。


※フォーム追加によってエラー画面が表示されることがありますが、ここでは無視して次の手順に進んでください。

④ ③同様にメニューバーのプロジェクト(P)-新しい項目の追加(W)を選択して、VisualC++ - C++ファイル(.cpp)を選択し名前に適当な名前を入力して「追加(A)」ボタンをクリックする。

⑤ 表示されたエディタに、以下のコードを記述してください。

#include "MyForm.h" // Form名.h

using namespace System;
using namespace System::Windows::Forms;

[STAThreadAttribute]
int main(array<String^>^ args) {
	Application::EnableVisualStyles();
	Application::SetCompatibleTextRenderingDefault(false);
	// gcnew プロジェクト名::Form名()
	Application::Run(gcnew Project1::MyForm());
	return 0;
}


⑥ ③同様にメニューバーのプロジェクト(P)-プロパティ(P)を選択して、
プロパティページを以下のとおり編集します。

・構成プロパティ-リンカー-システム-サブシステム
Windows (/SUBSYSTEM:WINDOWS)

・構成プロパティ-リンカー-詳細設定-エントリポイント
main

⑦ ③で追加したフォームを開き、エラーとなっている場合は「×」をクリックして画面を閉じます。

メニューバーの表示(V)-ソリューションエクスプローラー(P)を選択し、ソリューションエクスプローラーから同フォームをダブルクリックして画面を開きなおします。フォームデザインが正しく表示されます。



⑧ ツールボックスのコンテナー上で右クリックしてポップアップメニューを表示し、「アイテムの選択(I)…」を選択します。

⑨ COMコンポーネントページの「JVLink Class」にチェックを入れて「OK」をクリックする。

⑩ コンポーネントの中に、JVLink Classが表示されたことを確認する。

【 確認しよう 】

フォームにJV-Linkを貼り付けることができれば、今回の目標は達成です。
※JV-LinkがVisualStudioの背後に隠れてしまいますが、
使用に問題はありませんのでそのままお使いください。

補足説明1:
下記のビルドエラーが発生した場合、次の手順を実施してください。

Visual Studio Installerを起動し、ダウンロードを完了させてください。



「変更(M)」ボタンをクリックします。


変更画面にて「個別のコンポーネント」タブを選択し、右側の「C++によるデスクトップ開発」のツリーを展開してください。

「x64/x86用MSVCビルドツール(最新)」の項目にチェックをし、右下の「変更(M)」ボタンをクリックしてインストールを実行してください。




インストール完了後、再度プロジェクトを起動しビルドを再実施し、問題なくビルドが完了することを確認してください。